何度でもー救命救急24時 第3シーズンと震災
おはようございます。かのです。
朝、ドリカムの『何度でも』のライブ映像を見ていました。
見ながらふと思ったんですが・・・
この曲は、この2005年だからこそ生まれたのかもしれないな。
わたしは、この曲を主題歌にしていたドラマ、『救命救急24時』の第3シーズンが大好きでした。何度も繰り返しみている気がします。
このシーズンは、東京が大きな地震にあい、そこから立ち直るストーリーです。
この時期だからできたドラマ
きっと、東日本大震災(2011年)以降では作れなかったドラマだと思います。
阪神大震災から10年が経ち、関西は震災があったことも信じられないくらいきれいな町並みに戻っていたあの頃だからできたドラマだなって・・・。
そう思ったらこのドラマが2005年に生まれて、一緒に『何度でも』って曲が生まれたのって奇跡のタイミングだな。って
この曲に励まされた人は間違いなく多かったと思います。
ドラマの物語の中の人々が震災の苦しみの中で現実に食らいつくイメージにピッタリあった主題歌でした。
この曲とあのドラマが生まれていてほんとうによかったなあと思った早朝です。
救命救急24時 第3シーズン
このドラマで学んだことは大きかったです。
首都東京が、地震に襲われたらどうなるか・・・
それを描いた物語の中で、地震の恐さ、人の弱さ、強さがいろいろな想定の中で描かれていました。
わたし地震、阪神大震災のとき小学校2年生で経験しています。
でもそれほど大きな被害があった地域ではなかったので、朝は飛び起きたら停電で・・・。
朝ごはんに大嫌いなおしるこがでてきて、嫌だったこと。そしてその当日もクソ真面目なわたしは学校へいつも通り集団登校して校門の前で校長先生に「今日は帰りなさい」と帰されたこと。校長先生の背中には窓ガラスがバキバキにわれた校舎が見えたこと。
今思えば、あの日校長先生のお家もだって大変で道は走れる程度にはなってたけど、それでも生徒より早く校門の前によく立っててくれましたよね。
まあ、身内に怪我もなく平和でした。
ですから、本当に震災の中心地の様子はわかりません。
だから、ドラマがどこまでリアルだったかはわかりません。
でもトリアージだったり、医療現場と政治中枢の混乱だったり…。
わたしの頭の中では想像できないような展開に衝撃を受けました。
ふと、気がつけば、あのドラマの小島楓と同い年の30歳です。
わたしはあんなにしっかりとできるんだろうか・・・。
ほんとうにいいドラマでした。また見たいな。
ぜひ、たのしんで見ることのできる方は見てみてください。